関ヶ原の合戦後、日本をとび出した山田長政は、シャムの日本人町で勇猛を買われて統領となり、アユタヤ王室の信任も得て近衛の隊長に選ばれる。そこでオランダ商館の日本人奴隷、コルネリヤお雪と恋に落ちる。戦功をあげ地方総督になった長政は、日本を追放されたキリシタンのため新しい日本人町を作ろうとするが、強大になることを恐れた王室と江戸幕府に計られて倒されていく。