東山女子大の歴史学助教授・まつ子は、京都鳥辺山の“虫塚”から古い人骨を発掘した。まつ子はこの人骨が800年前、後鳥羽上皇に仕えた女官、松虫か鈴虫のものという仮説を立てる。発掘した骨の一片を身近に置いているまつ子を、歴史教室の生徒すず子が訪ねてきた。すず子は骨に異常なほど関心を示し、松虫と鈴虫は愛し合っていたと主張する。間もなく、まつ子とすず子も鈴虫たちのように互いに愛し合うようになるが……。
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