飛騨山中、妖雲漂うまぼろし城を根城に、徳川打倒、天下制覇の野望を夢見る小西寿安は、どくろ仮面のまぼろし隊を統率し、日本全山脈を掌握する鍵“秘宝山絵図”を狙っていた。この頃、山の民山棲族の頭領・霞右衛門は息子の桐作と“山絵図”を携え、高山城主・金森飛弾守のもとに向っていた。一行は峠でどくろ武士に襲われるが、将軍家の隠密・木暮月之介に救われる。